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ロールフィルム |
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フィルムをリールに巻いて保持してあります。フィルムの幅は35mmと16mmのものがあり、長さは30.5mのものが一般的です。ちなみに30.5mのロールフィルムにフルサイズで原稿を撮影した場合、16mmで約1,200コマ、35mmで約600コマを写し込むことが可能です。
ロールフィルムはその形状から散逸を防止できる特性もあり保存目的が強い資料に適しています。
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また、カラー・マイクロフィルムというものもあり、通常のマイクロフィルム(白黒銀塩フィルム)と比較すると画質は多少硬調になりますが、高精細であるため、主に古文書、貴重書などの撮影に用いられます。
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マイクロフィッシュ |
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シート状のフィルムに画像を碁盤目状に配置したものです。縮小率によって写し込めるコマ数の増減ができますが「60コマ/シート」「98コマ/シート」が一般的です。またシートの上部にタイトル欄(見出し)が設けられています。
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マイクロフィルムジャケット |
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ロール・フィルムを数コマ単位でカットし、透明ポケットが付いたジャケット(透明袋)に入れて、マイクロフィッシュのように使用できるようにしたものです。35mmと16mmフィルム用のものがあり、マイクロフィッシュと同様に上部にタイトル欄が設けられています。
ジャケットはJIS規格で標準化されており、「16mm、4段」および「35mm、2段」が一般的に使用されています。
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アパーチュアカード |
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35mmのロールフィルムを1コマづつ切り取り、窓状に切り抜いてあるカードに貼り付けたものです。
カードに情報を書き込んで整理することができ、図面などのファイリングに用いられることが多いです。
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