マイクロフィルムとは?
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 マイクロフィルムとは
ロール状、シート状のものに分別
 マイクロフィルムは、紙の資料(書類、図面)を縮小撮影したフィルムのことです。
 一般的な写真撮影用のフィルムに較べ、高い解像力を持っており、小さな面積に多くの情報を写し込むことが可能であるため、省スペース性に優れています。

 また、ISOやJISなどの規格で標準化されており、適切な保存を行えば100〜500年以上持つとされています。
 マイクロフィルムを閲覧するためには、「マイクロフィルムリーダ」と呼ばれる投影機を使用します。また、画像が印刷できるプリンタ付のものや、電子データに変換できるデジタル式のものもあります。

 マイクロフィルムは、その形態からロール状ものとシート状のものに分けられます。ロール状のものは「リール式」と「カートリッジ式(読み取りには専用機器が必要)」のものがあり、シート状のものは「マイクロフィッシュ」「マイクロフィルムジャケット」および「アパーチュアカード」などがあります。




重要資料や貴重資料の「置き換え=媒体変換」に有利
 貴重資料などを直接的にコピーやスキャニングする際、裏返して押さえつけたり、製本を一時的にバラすなどの行為は、資料をさらに痛めてしまう危険性があります。
 マイクロカメラ(平床型)を用いて撮影した場合、対象資料(原稿)を真上から撮影するため、シワ・折れが確認でき、これらの不具合を補正しながら作業が行えるので、痛んでいる資料も比較的良好に撮影・複写することができます。
 さらに
電子データが必要な場合はマイクロフィルムスキャナを用いて電子化することも可能です。
 マイクロフィルムは高画質(3000dpi相当)なので万一、原本が破損・劣化した場合でもこれらから再度、複写・デジタル化が可能です。
 また35mm幅のマイクロフィルムは、大型図面や絵図などでも最大A0サイズまでは1コマに収めることができます。
 そのほかに高値ではありますがカラーマイクロフィルムなるものも存在します。




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広島県広島市中区堺町1丁目3番20号 株式会社ミック
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